《「都美人」の大本命!ガツンと旨い茶ラベル!》「都美人」と言えば山廃!「都美人」の山廃の大本命が茶ラベル!紺ラベルももちろん美味しいんですけど、私は断然茶ラベル!って、いきなり茶とか紺とか言われても分からないですよね(笑)茶ラベルは五百万石ときょうかい9号酵母の組み合わせです。
901ではありません!泡あり酵母です!限定流通の山廃の酵母は全て泡あり酵母で仕込まれています。
泡なしより泡ありの方がより理想の酒質に持って行けるということで、敢えて泡あり酵母にこだわられています。
ちなみに現在の主流は泡なし酵母です。
そもそも、なぜ、泡なし酵母の需要があるのかってことですが、泡の掃除が大変だからというのも要因の1つ。
泡の掃除をするのは、泡の痕をそのままにしておくと固まって雑菌の繁殖の原因になるからです。
また、泡あり酵母ですとタンクから泡がモコモコと溢れそうになります。
そこで、泡笠でタンクの高さを高くしたり、泡消し機で泡を消したりして、泡がタンクからこぼれるのを防ぐ必要があります。
ちなみに、泡をこぼさないようにする理由は、泡の中に酵母がいるからです。
せっかく増えた酵母を減らす訳にはいきませんから。
それと、泡が出ないということは泡が上がるスペースを計算しなくて済むのでより多く仕込むことが出来ます。
更に、泡が出ないということはもろみ中に常に酵母がいますから発酵が早く進みます。
手間が掛からず、生産効率も上がる。
ですから泡なし酵母が主流になるのも当然です。
では、次に泡あり酵母のメリット。
泡の状態で発酵の状況を見極められる。
泡あり酵母の特徴の1つだと思います。
また、泡なし酵母は泡あり酵母の変異株なので、厳密に言うと違うというお考えの方もいらっしゃいます。
それと、泡あり酵母で仕込まれたお酒は芯がしっかりとしていてダレないお酒が多いように思います。
ですから熟成に向きますし、何より旨い!というのも、もろみ日数が長くなる分、味がしっかりと出るからです。
「都美人」のドッシリとした酒質を考えると、泡あり酵母の特徴がそのまま出ているように思われます。
ガツンと来る旨味とキレの良さ。
山廃にドッシリ感を求める私にとっては茶ラベルはストライクど真ん中です!私は茶ラベルがというより「都美人」は冷や(常温)かお燗が好みです。
ちなみに冷酒は旨味と一緒に辛さがガツンと来ます。
原酒の場合はロックかちょい水で度数を下げるのもオススメです。
そしてお燗♪
私は割り水燗で飲むことが多いです。
度数を下げてあげることで辛味は和らぎますし、辛味に隠れていた甘味も出て来ます。
ほんの少し水を加えるだけで全然違いますのでお試し下さい。
温度に関しましては、私は「玉川」の80度!とまでは申しませんが結構ガツンと上げるのが好みです。
とことん上げてからの燗冷ましは新たな一面が垣間見えます♪
「都美人」の大本命!ガツンと来る旨味、鋭いキレ!五百万石と9号酵母の山廃純米茶ラベル!メチャメチャオススメです!製品仕様商品名都美人 山廃純米 茶ラベル 無濾過生原酒 29BY 1800mlお酒の種類日本酒内容量1800ml原材料兵庫県豊岡産五百万石スペック純米酒アルコール18度保存方法要冷蔵製造元都美人酒造(兵庫県南あわじ市榎列西川247)